一人称：私
二人称：貴方 / あんた / 〇〇君

世界がアドベンチャーゲームだったら、バッドエンド救済コーナーで登場する、反省点やヒントを教えてくれる親切な案内役。TRPGならGM。

そんなメタい立ち位置を取っている観察者。

好物は抹茶系。
　

【外見】
片目隠れキャラではないようだ。

一見性別を判断できないが女性という事前情報を得たら女性に見える、かも。
カジュアルか和洋折衷、快適さと程よいオシャレを両立させるコーデが多い。

【口調】
若干古めかしく、親しみやすい口調。

【セリフ例】
「何か悩み事かい」「ちょっと聞いてくれたまえよ」

優しく、人当たりはいいが、根がマイペース。

大抵のことは気にしないので温厚だが、揺るがぬ自我エゴと一線があり、度が過ぎると怖い。

別に男装というわけではないし、ズボンとスカートならスカート派。
本人的には股が分かれていないほうが楽。

ヘアアレンジとファッション小物の類は気分次第でコロコロ変わる。

一人称：-
二人称：呼び捨て

不思議な力を操る、いわゆる上位存在。

すずなの幼少期に現れた、気分屋で神出鬼没、謎めいた子。他人には見えない・聞こえない・触れないため、ずっとイマジナリーフレンドだと思われていた。

気づいたらもう実体化していた。
突然最初から居なかったかのように消えることもなくなった。

性別不明というか、動物の概念にすら当てはまらないので、性別など無意味。

動物に例えるとシャム猫。
　

【外見】
容姿の変化は自由自在だが、特にしない。

【口調】
滑舌悪く、助詞が抜けがち、幾つか簡単な単語を組み合わせ、子供っぽく砕けた言葉で喋る。文章で書くと漢字少なめ。

一人称を使わない。どうしても自分を指す代名詞が必要な場合は、名前で呼ぶ。
だが、それは可愛い言い方ではなく、より俯瞰的視点で自分という個体を指す言い方である。

【セリフ例】
「なあに？」「そこ、あぶない。行っちゃダメ」

元気。そこかしこで遊びまわる。振る舞いは明るく、時々不気味。

破壊衝動など特にないが、常軌を逸した価値観と倫理観を持ち、人間の「ソレ」には心底から無関心、辛辣で冷酷な一面が露見する。

基本扱いにくい子どもだと思って接していいのだが、人の思考など全てお見通しなので、常に真摯に向き合わないと駄目。

【神楽坂 涼南】
おともだち。とっても弱い。守らなきゃ。
言うことを一応聞いてあげている。

呼び方は「すずな」。

本名：神楽坂かぐらざか 涼南すずな
一人称：僕（「ク」にアクセント）
二人称：あなた / 〇〇さん

「見える側」の人。

小学生の頃、事故で両親を失い、それ以来一人で頑張ってきた文系大学生。
自炊生活をしている。味は中の上程度。

動物に例えると兎。
　

【外見】
細身で整った顔。イケメンというよりは美人。

【口調】
普通の若い男性の口調。特に癖はなく、特徴的な語尾もない。

【セリフ例】
「うっわ！いつからそこにいたんだ？」
「もう次やったら知らないからな」

繊細で感受性が強い。心配性なところもある。

助けちゃったり、世話を焼いたり、振り回されたりする。当の本人は「まったく不本意だけど」と言い張る。

困っている者を放っておくことはできないが、人からの好意や褒め言葉には弱いので、すぐやや反抗的な態度を取る。

最近は育児に四苦八苦。

【愛絃】
昔から外見も精神状態も何一つ変わらないから、子ども同士から年の離れた兄弟みたいになって、複雑な気分。

てっきり自分の幻覚や妄想だと思い込んで、軽々人に吐かない弱音や恥ずかしい本音を色々聞かせちゃって、真実に気づいてから、一時期めっちゃ拗ねてた。

呼び方は「愛絃」。

一人称：ぼく
二人称：あなた / 〇〇さん

とうかに拾われた男の子。家の横の路地裏で倒れているところを発見され、保護された。出会ってからわずか数年間、二人で暮らしていた。

名前は付けてもらったもので、苗字をも必要となったから貰った。

動物に例えると羊。
　

【口調】
ですます調で話す。
年齢の割に大人びた言い回しをするが、所々に幼い表現が混じる。

【セリフ例】
「ところで、今日の昼食は何にしますか？」
「お出かけですね。
　電源をポチッってください。」

素直で頑張り屋さん。良くも悪くも無邪気。ド天然な子。

見た目に反して、順応性高く、物事の呑み込みが早い。教科書の知識や家事のやり方など一度教わったら覚える。

見つかった当時、あまりにも無知で好奇心旺盛、しかも言葉が通じない様子で、怪しかったが、最初のドタバタを乗り越えれば賢く感じる。

その学習能力は既に人間のそれを遥かに越えているが、実質n歳児ということなので情緒が小学生レベル。

すんなりと家事担当と化していて、健気で微笑ましい。
世話をしたいわけではなく、正しい事として受け入れたことをする。

「あの一件」まではもう少しニコニコだった？

【月心 澄歌】
自分が何物かもわからない時に出会った、何故か安堵と切なさを覚える、温かいお方。

呼び方は「すみかさん」。

神霊の分け御魂。

時代が進むにつれ、信者の激減で力を徐々に失い、存在自体が危うくなった土着神、恐らく自意識を持たないその巨大な機構から崩れ落ちたひと欠片。

殆ど塵となって土に還り、何億もあるそんな欠片の中で唯一「生物」という体になった、驚異的な奇跡。

第一発見者に人間と認識され、人間として育てられ、今の形が定着した。忠実に「ニンゲン」を再現したため、人智を超えた力を使えない。厳密には使うことが思考にない。

一度だけ消滅寸前の本体と接続・統合し、無理矢理神通力を使い、そしてまた自分で人間としての「自分」を切り分けたことがある。

そのせいか、積み上げてきた、とても大事な思い出も色々と不可逆的に失った。